快適なキャンパス

筑紫キャンパス

 本専攻が位置する九州大学筑紫キャンパスは、福岡市の南側の春日市、大野城市の落ち着いた住宅地に隣接し、周囲は文教施設、公園やスポーツ施設が集まるエリアに立地しています。

 九州大学のキャンパスの中では伊都地区、箱崎地区に比べ規模が小さいこともあって、九大生でもその存在を知らない人も少なくありませんが、緑豊かでこじんまりとした心地よいキャンパスです。

 

 このキャンパスの学生の大多数は大学院生で学部生は卒論生のみです。彼らは各々の所属する研究室にて大半の時間を過ごします。そのため、授業が終わった学生の大群がワイワイ次の講義室に移動していく、といった光景をキャンパスで見ることは少ないです。閑散として寂しい、と感じられるかもしれませんが、勉強や研究に集中できる静かで落ち着いた場所、とも言えるでしょう。

 もちろん、小さいながらもキャンパス内にはスポーツをするため屋外の多目的グランドやテニスコートや、売店(生協)や食堂などの利便施設があり、研究の合間のリフレッシュに活用されています。


 

大野城市・春日市エリア

 他県出身の学生の多くはキャンパス周辺の徒歩・自転車圏内の春日市や大野城市に住んでいます。ここは、福岡市の南側に位置し、落ち着いた住宅街や文教施設、大規模な公園や運動施設などが散在する住み心地の良い街です。

 特に、筑紫キャンパスの北側に位置する春日公園は、野球場や陸上競技場、ジョギングコースを併設していて、朝早くから市民ランナーが走る姿を多く見る事ができます。

 また、筑紫キャンパスからの徒歩圏内にJR鹿児島本線の大野城駅と西鉄大牟田線の白木原駅があり、福岡市の中心市街地の天神や博多へのアクセスも便利です。


 

福岡都市圏

 福岡市は人口155万人で、九州の行政・経済・交通の中心地として、少子高齢化の続く日本にあっては珍しく今なお人口増が続いている都市です。中心市街地の天神・博多・中洲エリアには商業施設、文化施設や歓楽街が集積する一方で、少し郊外に出れば美しい海や山に触れることができる点では、ほどよく田舎、ほどよく都会の住みよい街だと言われています。

 博多湾に面するエリアは、古来から商人の街「博多」の長い伝統を持ち、博多祇園山笠や博多どんたくなどの祭りにもその歴史を見る事ができます。